ゴロゴロ5 ― 2006-05-14
※へちま亭文章塾の課外授業用記事。意味不明な方はご容赦ください。
子供の作る雪だまには神様が宿るという。その神様は、子供が雪だまをゴロゴロ転がして大きくすると喜ぶことからゴロゴロと呼ばれるようになった。ゴロゴロは願いを叶えてくれたりはしない。ただ、ゴロゴロしてもらうと喜ぶだけで、ゴロゴロしてもらうのを待っている。
今回は私、ハイレッドが主催する句会で行った、お題「ゴロゴロ」の回より、お気に入りの作品を紹介します。
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大阪好きなハイスクールの作品。 ゴロゴロや春にはきっと水になる ゴロゴロは人の成長を見守る。人の成長と共にゴロゴロの使命も終わる。ココロが何かに向かいはじめたとき、ゴロゴロはココロザシに刺されて水になる。時折、水になれないゴロゴロがいる。苦しんでいる。 |
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いつも元気なハイピンクの作品。 春の日のゴロゴロぶらりぶらりかな ゴロゴロはのん気だ。のほほんだ。だから春になるとぶらり途中下車の旅に出るのだ。 |
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