右ストレート2006-01-15

ベストセラーの「国家の品格」を読んだ。うんうんと思うことが多いが、なんとなく今更感も漂う。
それは「ごくせん」で証明されていないか?とか思ってしまう。「ごくせん」が30%近い視聴率をとるのも、理屈じゃねーんだよってね。理屈ではなく、仲間は守るもんなんだよってね。そういうことが正々堂々と言えるニッポンが待望されている感じ。
そんなこと、思ってないさ、まして思っていても口にするのも恥かしい。そんな時代もあった気がする。それは自分の年のせいだか、時代のせいだか分からない。でも今は筋の通らないものには右ストレート。それがかっこいい。というのが世論ではないだろうか。そう考えると「国家の品格」はなるべくしてベストセラーになっているってことか。
仲間を大切にすると言えば「ガッシュベル」もぐっとくるにょ。