五歳になる年の五月五日2014-05-05

新幹線
朝食にお魚を朝いただいた。
一歳児にはほぐした魚肉をご飯に混ぜてあげた。
四歳児には大きな骨だけとって、あとは任せて食べさせた。

そして、五歳になる年の五月五日の思い出が作られた。

四歳児のノドに小骨が引っかかったらしい。
「痛い。痛い。ノドに引っかかった」
泣きわめく。

ごはんを丸呑みさせるも、だめ。その後の検索結果で、それは邪道だと知る。
そのうち取れると放っておくのもよくないらしく、耳鼻咽喉科にみてもらうのが一番よいらしいことが分かった。

今日は祝日、こどもの日。病院は休みが多い。
医師会で休日当番制があるらしく、亀戸の隣の平井まで行くことにした。

やっている病院が少ないのだから混んでいる。2時間強待ち、診断してもらった。
骨らしいものは見えたらしいが、四歳児の激しい抵抗で、それが骨かどうか見極められない。骨だったら2、3秒じっとしてもらえれば取れるというのだが、じっとしていられないため、先生もお手上げ。小骨はそのままとなった。

先生曰く、痛みが続くようなら明日の当番の医者に診てもらうか、水曜日に近所の耳鼻科に行くかしてください。ごはんを食べていると自然に取れることもよくあるとのことで、化膿止めの薬を出してもらって終わった。

本人も、ノドにピンセットを入れるくらいなら、今の痛みを我慢するというので、帰宅することにした。途中、また「痛い。痛い」ということもあったが、病院行く?と聞くと、行かない答える。仕方ない。

しかし、何が思い出かと言うと、上記もそこそこ思い出なのだが、泣きわめくことばの中に。
「助けて。助けて。」
「どうして助けてくれないの。教えて。」
と悲痛な叫びがあったことである。

何もしてあげられないのだよ。

※絵ははじめて、それっぽく描けた新幹線。